2011.3.25-4.3 10days
少々前の話にはなるんだけども
ギャラリーコスモスレーンでのグループ展に縁あって参加させていただきました。
有難う御座いました。
www.kosmoslane.com/Kosmos_Lane_Studio_%26_Gallery/Photo_Reports/peji/2011ArtMarket3RockArtFes.html
当初、このイベントのコンセプトは、100年後もトンガッテいる為に、今一ミリでも進もう、といったものだったのですが、準備期間中に震災が発生。開催自体が危ぶまれましたが、主宰の大原良一氏曰く『誰一人やめようという話をしない』とのことで、開催する運びに。素敵な作家さんらがなにか今の自分達にできることはないかと集結し、むしろチャリティーイベントの発生でより多くの人たちの輪がつながったのではないかと思います。
様々な作品の展示はもちろん、ワークショップにわたあめ販売、紙芝居や演奏にダンスに影絵、ライブペイントともう盛りだくさんの、人が集まるとはこういうことかっと実感させられた素敵なイベントとなりました!(告知がブログ開設の関係で事後報告になり申し訳ないです)
自分としては、日本人の思いやりの輪っか『和の輪、にっぽん!』という日の丸を模した作品が、1番に買っていただけたことが印象的で、期間中にはなんと全部で4作品もお買い上げいただきました。どっひゃー
震災をうけ、今回のことで出来ることをと模索する中、事前ミーティングで義援金を集めようということになりましたので、売上の半分を義援金として寄付させていただきました。
そして事後ミーティングによって、今回のコスモスレーンに集まった義援金の使い道が、赤十字社と塩竈(しおがま)に送ることがきまりました。赤十字社は説明はいらないと思いますが、塩釜については、以下の記事の方と今回のイベントの中心的人物K氏との個人的な繋がりがあったのが発端です。
http://www.sakigake.jp/p/special/11/eastjapan_earthquake/news.jsp?nid=2011041901000668
被災地に居ながら『支援する側も、顔の見える支援をしたいという欲求不満があるのではないか?』という言葉に個人的にはもう脱帽。そして塩竈にあるギャラリーとの連携も視野に入れつつ、今回の義援金の送り先として、顔の見える支援先として、塩竈
にと決まった。これは今後も動きがあると思うのでまたそこで。
今回のコスモスレーンでのことに参加できたのは、震災後の精神的混乱から抜け出すのに物凄く助かった。色んな人に会って、人とのやり取りをしていく中で、自分がまた世界に固定されていくみたいに感じた。地震によってなにか断絶されたような、はまっていたパズルがバラバラになっちゃったような、無意識的ではあったけどそう思っていたようだ。
そしてそれと同時に今までの自分がしっかりと生きていなかったことに気づいた。
ちゃんと生きる。
ってああこれは散文的になりすぎるので、またの機会だ。
コスモスレーンにてお世話になった人、出会った人、皆様ありがとうございました。